京都の麺業界の更なる発展をめざして
京都府麺類飲食業生活衛生同業組合
理事長 三嶋吉晴
新年明けましておめでとうございます。組合員の皆様並びに普及会の皆様には、ご家族ともども良き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
新年のご挨拶の後に辛い話で恐縮ですが、昨年は、本当に内外に亘り大変な年となりました。国内においては多数の人が犠牲になられ被災された千年に一度の東日本大震災、それに伴う予知されなかった東京電力福島第一原子力発電所の事故、又台風12号の集中豪雨による深層崩壊事故等、自然災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられた一年でした。お亡くなりなられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げるとともに、被災された方々の一日も早いご復旧・ご復興を切に願うばかりです。一方海外においてもタイの水害事故による種々の部品生産のストップ等による世界経済の停滞、又ギリシャに端を発した欧州金融不安は、ユーロ圏のみならず世界に攪拌しリーマンショック以上に世界を震撼させる経済危機の要因を引き続き包含しています。ドイツ・フランスのリーダーシップはもとより世界の英知を集め速やかに収束とならんことを期待しています。
内外の不安を抱えながら日本経済は、長年のデフレの下強烈な円高の洗礼を受け先行きの不透明感で景気も回復に至らず今一歩のところですが、ここは東日本大震災後に世界の賞賛を得た日本人の気質、勤勉さを以って逆境を逆手に一大飛躍を成し遂げたいものです。
さて、私は平成22年5月の第52回通常総会で当組合第7代理事長を拝命し本年5月でまる2年を迎えようとしています。理事長就任にあたり三つの目標「組合の組織強化と若返り」、「技能の尊重」「明るくパワー溢れる組合運営と健全な会計のための財源の確保」を掲げました。そしてその中でも組合の組織強化が第一であると確信し、そのためには何よりも組織人員の確保と増加が不可欠であると考え、まずは厳しい環境下日夜ご奮闘されている現組合員の皆様方への戸別訪問を実施。初年度は87名、昨年は63名の組合員の皆様に直にお会いさせていただきました。残念ながらお店のご都合等により訪問ご辞退の32名を除き、現時点(平成23年12月8日現在)で54名の未訪問組合員様には本年の出来るだけ早い時期に訪問させていただく所存です。昨年の新年ご挨拶にも申しあげましたが、この度の訪問によって組合執行部と組合員の皆様方との胸襟を開いた生の声を重ねて頂戴することができ組合の運営に活かしたく大変嬉しく思っているところです。組合員の皆様方への訪問が一巡したところで、更なる組織の強化へ新たな組合員の確保へ 麺類業各業種全般を対象に紹介運動等を企画の上組合員数増強へチャレンジしたく考えています。
当業界は周知のとおり大変厳しい環境下にあります。この厳しい環境を少しでも改善できるよう一昨年9月に開催されました日麺連・全麺生連 平成22年度第3回理事会において、神奈川県組合(出川修治理事長)から提案の「3つのお願い<(1)弱者と強者が共存できる経済システムの構築、(2)消費税適用基準の見直し(財務省)、(3)国産そば自給率の向上(農林水産省)>」については、平成23年3月開催の第4回理事会・第2回通常総会で採択され本件についての嘆願書を関係国会議員各位へ提出することが決定されました。又昨年10月27日開催の日麺連・全麺生連第16回近畿ブロック大阪大会に於いても大会宣言として嘆願書提出へ強い決意表明がなされました。「3つのお願い」の嘆願書の提出にあたり当組合においても署名活動を行い94名の役員並びに組合員の方々にご協力を賜りましたことについてこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。
激動の時代の中、麺業組合の団結の下 組合員の相互の信頼を深め 互いに助け合い業界の更なる発展生き残りのために共に頑張りたく、組合員の皆様方の引き続き力強いご支援ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
日麺連・全麺生連 第16回近畿ブロック大阪大会開催!!
平成23年10月27日(木)ホテルグランヴィア大阪に於いて、日麺連・全麺生連第16回近畿ブロック大阪大会が、大阪府麺類食堂業生活衛生同業組合主催の下開催された。
本会は、ご承知のとおり2年毎・3地域(京都、大阪、兵庫)の持ち回りで、前回は平成21年10月京都にての開催であった。今回は、昭和56年の兵庫第1回大会より30年目の開催で「近畿は一つ」を究極のテーマに開催された。京都からは、三嶋吉晴理事長を含め21名が出席、大阪122名、兵庫10名、総勢153名の参加となった。
第1部の式典に於いては、当会三嶋吉晴理事長の力強い「開会の言葉」でスタートした。又、主催者挨拶では、近畿ブロック会会長で大阪府麺類食堂業生活衛生同業組合の池田享司理事長から、本会を「近畿各県の親睦のみならず情報交流の場とすべきこと」「近畿の基盤強化をもって全国に発信すべし」との大会主旨が述べられた。本大会の議事において、3項目の内容(詳細一部は本誌2Pをご参照ください)につき全会一致で採択された。
第2部の研修会では、大阪ステーションシティ見学ならびに(財)全国生活衛生営業指導センターの小宮山健彦専務理事 による「生活衛生同業組合の組織と活動─組合活性化と危機管理対応」をテーマにした講演があり、その後、第3部の懇親会が始まった。大阪府麺類食堂業生活衛生同業組合の池田享司理事長の開宴の言葉に続き、アサヒビール(株)大阪統括支社末時義臣副支社長の乾杯の音頭でスタート。(株)日鰹村瀬博也社長の万歳三唱、大阪府麺類食堂生活衛生同業組合の毛受吉彦副理事長の閉宴のことばで無事終了した。
(記 : 報道部)
第31回京都SeeLフェア in 平安女学院 with 平女祭!!
麺類店出店&手打そば実演
第31回シールフェア10月29日から第26回国民文化祭京都2011もスタートしており街の活況の中での催しとなった。当フェアーには協力団体として当組合を含め15の生活衛生組合の出店等で参加した。当組合からは三嶋吉晴理事長を含め12名が参加した。開会式では主催者を代表して山岡景一郎同センター理事長、同学院学長から「当フェアーを通じて生活衛生16業種の皆様と地域住民の方々との絆を深める場としたい」との挨拶があり又来賓の伊吹文明衆議員議員からは「増殖するファーストフードは、逃げるのも早い。街のために本当に密着して頑張っていただいているのは当センターの下の皆様であり、応援していかなければならない」との力強い発言を頂いた。続いて来賓並びに当組合三嶋吉晴理事長他当指導センターの代表者によるテープカットにより当フェアーはスタートした。
平安女学院生による軽音楽ライブの後のKBS京都ラジオの公開生放送「京都SeeLフェアーもお世話になります!」では三嶋吉晴理事長も他の業種の方々と共にトークに参加、麺類業界の現状等についてアピールしていただいた。午後1時15分よりエデイホールにて行われた “そば打ち実演”は、「そば処みやこ」永田善久青年会副会長の流暢な司会解説の下「本家田毎」堀部和宏常任理事による見事な手さばきが披露され、多くの観客を魅了し特に若い女学生や子供連れの父兄等から驚きと絶賛の声があがり大好評であった。その他お笑いライブ、SeeLフェアー名物大抽選会と進み今大会のイベントは無事終了した。
当組合の麺類店出店は、当日の天気が大変危ぶまれたが堀部勝也名誉会長、三嶋吉晴理事長の気合のもと各役員諸氏等のフンバリもあり又京都鰹節(株)上田直樹中京所長、河村製粉(株)河村和男社長他のご支援を得て、前年同様うどん・そば240食分とも午後からの降雨の前に完売し嬉しい成果となった。
(記 : 伏見支部報道部)
人から人へ そして未来へ! 京都ものづくりフェア2011に出店!!
平成23年11月12日(土)・13日(日)京都府総合見本市会館(パルスプラザ)にて、京都ものづくりフェア2011が開催された。両日とも比較的に温暖で晴天にめぐまれ家族連れほか幅広い層から来場があり、2日間の来場者数は昨年と同じ30,000名(主催者並びに京都府発表)となった。京麺組合は京都府麺料理技能士会と連携し、「出店」並びに「手打ちそば実演」「手打ちそば体験教室」などに参加、協力した。
当組合、技能士会、普及会会員あわせて2日間で延べ46名が参加。手打ちそばの実演と販売、そば打ち体験教室の実施、軽食コーナーでのてんぷら・にしん・きつねの各そば・うどんを提供した。三嶋吉晴理事長、中塚博己専務理事、堀部和宏常任理事ほか技能士会メンバーによる手打ちの実演並びに手打ちそば体験教室ではチビッ子を含め多数の参加者を得、盛況に終わった。特に手打ちそばの実演後の「そばパック2人前800円(伏見支部特製出し汁付)」は、参加者から“技能士の個別指名”も入り両日で310(初日162,2日目148)パックを完売した。
軽食コーナーでのうどん・そばの販売は、長引くデフレ不況の影響下入場者の節約モードに因るものか2日間で1,050食の提供となった(前年度1,200食)。以外な出来事としては、初日に山田啓二京都府知事の突然の来店があり、にしんそばを注文され“おいしい”との評で大いに勇気づけられた。
本会はテーマパークの名前の通り、正に京都のものづくりの真骨頂を広く府民に知らしめる場であり当組合も麺類普及PRは勿論、匠の世界並びに若手技能士・青年会の技術研修活躍の場として大いにアピールすることができた。来年以降も引き続き出店、手打ちそば実演・体験教室等へチャレンジしたい。
(記 : 報道部)
第106回京料理展示大会 特設食堂協賛出店!!
平成23年12月13日(火)・14日(水)の2日間、第106回京料理展示大会が京都市勧業館みやこめっせにて開催され、食堂出店に協賛参加した。本大会は京料理の奥の深さを幅広くアピールする場として毎年盛況でフアンも多く、又両日とも晴天に恵まれ大変賑った。本年は東日本大震災の復興支援の一環として会場正面に東北3県の物産販売コーナーが設けられ、来場者の温かい支援の手がさしのべられた。
当組合のメニューは天ぷら・にしん・きつねそばの3種類で、2日間で昨年の700食を上回る737食を販売した。本年も天ぷらの売上がトップで344食と約半分を占めた。折しも初日に大和学園の多数の女子生徒さんが当ブースの天ぷら鍋の前に突然現れ、清水久行常任理事の“天ぷら揚げの巧みな手さばき”を熱心に見入り和やかな会話とともに指導を仰いでいた。その後数名の生徒さんが天ぷらそばを美味しそうに口にしていたのが印象的であった。当展示会も京都鰹節(株)上田直樹中京所長ほか普及会会員のご支援を得て無事終了した。
お手伝いされた組合員は2日間で24名(組合員20名、事務局4名)であった。お疲れ様でした。
(記 : 報道部)
清水久行京麺組合常任理事金融部長(有限会社招福亭 代表取締役社長)の
平成23年度生活衛生功労者「厚生労働大臣表彰」受賞記念祝賀会 盛大に開催 !!
平成23年12月1日(木)午後6時から、左阿彌「清風殿」において当組合 三嶋吉晴京麺組合理事長が発起人代表となり、和田浩成同常任理事西部組織部長の司会進行により、清水久行氏の受賞記念祝賀会が盛大にとりおこなわれた。当日は初冬の寒空の中ではあったが、来賓、普及会会員並びに当組合役員諸氏等総勢32名が出席。発起人代表の三嶋吉晴理事長から清水氏の経歴・金融部長としての活躍及び受賞までの経緯等の祝辞があり、来賓として小巻實司京都府議会副議長からは同氏との永年の付き合い旧知の間柄が披露され、また発起人による祝辞では山岡景一郎(財)京都府生活衛生営業指導センター理事長、並びに堀部勝也京麺組合名誉会長から清水氏の人望の厚さと人となりが心温まるお話として述べられ、山田啓二京都府知事、魅塾他からの祝電披露のあと横山雅一サッポロビール(株)京都中央支社長の乾杯挨拶で祝宴に入った。出席者によるスピーチでは 瀬川卓史京麺組合常任理事経営技術部長、志村雅之京都府麺類食普及会副会長、京都鰹節(株)代表取締役社長が 清水氏との公私に亘るお付き合いのなかでの秘蔵の話が開陳され、会場が和やかな雰囲気に包まれた。宴席が盛り上がった所で出席者各位から一言づつご挨拶があり、その後、清水ご夫妻から受賞への感謝の言葉、萩永幸子事務局員の花束贈呈と続き、最後に戸嶋保博 (株)そばこや戸嶋製粉代表取締役社長の万歳三唱で祝宴はお開きとなった。
(記 : 報道部)
【中立売支部だより】今年も和敬学園に施設訪問してきました!!
去る平成23年11月27日(日)、今年も和敬学園への施設慰問に行って参りました。参加組合員が3名と少し寂しい慰問となりましたが、子供たちの笑顔が見たく頑張ってきました。今年は天ぷら、きつねのうどんとそばを100食用意。提供前に皆さんの前でご挨拶をさせていただき、午前12時に調理をスタート。揚げたての天ぷら、組合員自慢の甘きつねは好評でうどんとそばを振り分ける組合員は四苦八苦。
小学校低学年から高校生までほとんどの子供たちがおかわりをし、中には一人で7杯をたいらげた高校生も!! 小学校低学年の女の子が厨房に向かって「えび天おいしい! ごちそうさま!」と満面の笑みで言ってくれたのが印象的でした。帰りに施設副園長様より麺類組合の施設慰問がどの団体より長く続けてもらっていると感謝のお言葉をいただき、参加組合員が減少し、中止も危ぶまれていますが、あの子供たちの嬉しそうな笑顔はこちらが病みつきになるほどでまた来年も! という気持ちに駆り立てられました。
□参加組合員 : 柄崎 弘(天狗) 山本直樹(田舎亭) 前田智史(松乃家 )
(記 : 中立売報道部)

